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ハラハラアメリカ道中記~クリエイティブストリングスワークショップ①~

 

こんばんは。今日は一日PCと闘っております。

最近書いていなかったアメリカ話の続きを書き進めていこうと思います。

 

 

今回は旅の目的だったクリエイティブストリングスワークショップのことについて。

 

オハイオ州にあるウェズリアン大学にて、丸々一週間開催されました。

夏休みのため貸し切り状態。とても広く快適な大学です

 

外観、内装ともにオシャレで映画の世界に来たかのようでした。

この空間で一週間たくさんのミュージシャンたちと衣食住を共にしてきました。

参加費は毎食寝

床付き(シェアルーム)プランで$1600ちょっとです。込みこみでこのお値段は安かったですね。

 

 

以前にも書きましたが、主催者は

世界で活躍し、弦楽器のインプロヴィゼーションについて研究、指導されている本当に素晴らしいジャズバイオリニストのChristian Howes(クリスチャン・ハウズ)氏です。

(YouTubeにもたくさんの演奏動画やレクチャー動画がありますのでぜひ見てみてください。)

クリスの演奏はバイオリンという楽器のあらゆる可能性を魅せてくれます・・・!

 

 

世界各国から集まった凄腕ミュージシャンの講師陣が十数名、参加者は60名ほどでした。

今回日本からは僕も含めて3名参加しました。

 

ワークショップの間は

朝食~講座~アンサンブル~昼食~アンサンブル~講座~夕食~セッション~就寝

 

といったようなスケジュールで動き続け、本当に四六時中音楽に没頭できる環境でした。

 

 

アンサンブルは事前アンケートで好みであったり学びたい音楽の調査があり、その要望に沿ったグループに割り当てられました。

僕は今回はビバップを学ぶアンサンブルと現代音楽を学ぶアンサンブルに所属しました。

 

また、講座は同じ時間帯に中級、上級等いくつかに分かれており、講座のテーマや好きな講師を

選んで自分に合った内容を学ぶことができました。

 

 

昔教育を少しだけ勉強した身からして素晴らしいなと感じたことがありまして、

それは

このワークショップが「教わる」のではなく「考える」ことが中心になっていたことです。

 

 

基本的に講師が生徒に一方的に教えるだけの授業のようなものはなく、

常に講師と生徒が一緒になって考えたり、一緒に体感したりしていました。

講師がもちろん主導したり新しいアイディアを与えたりしますが、それをただ鵜呑みにするのではなく生徒それぞれが熟考し、議論が起こります。

また、少数の意見や反対、異なる意見などもないがしろにされずしっかりと考慮されていました。

この誰でも発言しやすい雰囲気があったのでみんな積極的に質問したり思ったことを述べたり、あらたな奏法を取り入れてみたりとその名の通り非常にクリエイティブでした。

 

僕も英語は案の定ボロボロだったわけですが、言葉の細かいニュアンスはわからなくても音で理解したり、あるいは伝えることができました!!

英語で発言するときも(辞書と翻訳を使いながらですが)最初のうちは緊張していたのですが、あたたかい空気のおかげで次第に臆せず挑戦できました。

たどたどしいながらも言いたいことをくみ取ってもらえた瞬間がとてもうれしくてたまりませんでした・・・!

 

音楽は国境を越えるというよく聞くことばは真実なのだと実感できました。

 

 

概要はこんな感じです。

詳細な内容については後日のんびり書いていこうと思います。

ルームメイトがめちゃくちゃ優しいイケメンだった話についてもいずれ書きたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!